ドイツのトリAdventcalendar13日目

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こんばんは、Vtubirdことドイツのトリです。
知ってくれている方はお久しぶりです、初めましての方は初めまして。
今年の夏にあのドイツのトリのVtuberとして活動を開始していました、今回は始めたきっかけから活動中の試行錯誤、辞めるに至るまでをお話ししようと思います。

2018年7月 活動開始

活動を始めるまで私自身ただの一般インターネットユーザーで流行りのVtuberなどのコンテンツを楽しむ所謂「消費側」の人間でした。
やろう!と思ったきっかけはただただ楽しそうだったからというそれだけの理由でした、私自身インターネット上の生放送というものに慣れていたこともあり障壁はそんなに高くないように感じていました。
思い立ってすぐにアバターの作成を依頼したsasamijp氏に声をかけどういう風に活動していくか、放送内容のざっくりとしたプロットを提案しました。
また、同時に元ネタ?のAsyley_氏に利用許諾を取り活動のご意見番として参加していただくようにお願いをし、私、sasamijp、Asyley_の3人で活動を開始。


活動をするにあたって

Vtuberとして活動をするにあたって明確な方針をもってやらないとぐだぐだしてしまってメリハリが出ないと思いまずはどのように何をやっていくのかを決めました。
Vtuberの枠組みとしてまずは大きく2つに分けました、キズナアイやミライアカリ、輝夜月のように企画ものの動画をメインでやっていくタイプ。
もう一つはVtuberとして後発のにじさんじの様なLiveStreamingをメインでやっていくタイプ。
ドイツのトリはLive2Dでの活動ということや動画作成の経験が浅いことを踏まえ後者のLiveStreamingを主軸として活動していくことにしました。

ここからは自分の生放送スタイルを軸に据えてどういった内容の放送をすれば人が集まるか、なにが大勢の視聴者にウケているのかを上位のVtuberから下位のVtuberまで3人でリサーチをして流行っている要素を取り入れていきました。
そこで出た結論は可愛い見た目で可愛い声であることでした。
どうしようもないことですが同時に流行っているVtuberには必要不可欠な要素でした。
正直な話どんなに面白いことをしようと流行る要素を取り入れようと可愛いガワで女性の声でやっているクソみたいな生放送には勝てない。
そんな中でもニッチなことをやろう!とアメーバピグをやってインターネット老人会をしたりオリジナル曲をアップしたり自分たちがやって楽しいことをしました。

アバターの外見はこうしよう、こういうアイテムでドイツのトリらしさをだそうと思いついたことは常に出し合ってドイツのトリVtuberをより良いものにしようと3人で紆余曲折を経ながらもちょっとずつちょっとずつ形になっていくのは楽しかったです。
活動している間は「なにか面白いことないかな」が口癖になるほどでした。
ここで初めて「消費側」から「発信側」に立った。これからやっていくぞ、そう思った矢先。


活動終了

そんなドイツのトリですがひっそりと活動を終えていました、形的には失踪ですが、それには明確な理由がありました。
また、それは他の二人にも納得してもらえるような理由でした。
カスタムキャストの台頭
株式会社ドワンゴよりカスタムキャストというスマホ1台あれば誰でも3Dアバターを被ることができるアプリがリリースされました。
コンテンツを加速させ盛り上げるには十分すぎるアプリでした、それ故に私たちはある種今までやってきたことは何だったのかと途方もない疲労とやるせなさを感じていました。
こういった手軽に体験できるアプリが出てくることは決して悪いことではない、頭ではわかっているのにどうしてもそれを受け入れることができませんでした。
そしてそれがさらに自身が女性でないという壁を高くし、ついには越えんとするやる気が一切なくなりました。

終わりに

生放送に来ていただいていた方やイラストを描いていただいた方々本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
これからはまた「消費側」の人間としてインターネットを楽しんでいきたいと思います。